今回の旅はこうくんが自閉症と診断されて殆ど初めての家族旅行。
WDWを選んだのは、「ゲストアシスタンスカード」に興味があったからです。
カードをスムーズに発行して貰うために、こうくんの通っている学校の先生に
レターを書いていただきました。
レターの内容(和訳)は
関係者各位
こうくんは我が校の自閉症児のクラスにおいて特殊教育をうけている生徒です。
こうくんが自閉症である事の証明としてIEP(個別プログラム)の表紙を添付しますので、お受け取り下さい。
こうくんとその家族を貴パークで歓迎して下さるよう、宜しくお願いします。
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というとってもカンタンもの。
もちろん、学校の偉い人4人の名前とサイン付き。
多分、なくても平気なのだと思うけれど、「WDWに行く」といったら
先生の方から書きましょうと言ってくれたので、あったほうがやっぱりいいのかな。
最初に訪れたエプコットで入り口付近にいた係員にカードを発行してくれる
場所を訪ねたら、すごく奥まったところにあるビルの隅でした。
専用補聴器の貸し出しなどもしている場所で、一般の人は足を踏み入れない場所らしく、WDWの中とは思えないほど空いていました(爆)
「ホントにここ?」という感じでおそるおそるレターをだすと、担当の若い係員は
さっと後ろのカウンターからカードとゴム印を出してきて、ポンポン。
名前と人数を聞かれただけで、ものの1分もかからずに
ゲストアシスタンスカードが発行されました。
でも・・・・場所がわかりにくかったですね〜。
実物の写真は。
こうくんの水芸の被害にあい、もう少しで紙粘土になるところだったので、
ちょっと見にくいかもしれませんが、写真をクリックすると説明文が読めるくらいの大きさなります。
入場の仕方は各アトラクションで少しずつ違うようです。
1・FP(ファーストパス)のあるものは、FPチケットを渡す場所から入ります。
もともと、そこは障害者用の入り口だったと思われます。
2・FPのないアトラクションは障害者用の入り口(大抵は出口のあたり)から
入ります。
3・席のあるショーでは、車椅子用の通路から専用の席に案内されます。
我が家はコレをおおいに利用しましたが、多動な自閉ちゃんには
嬉しいサービスだと思います。
ちょっと困ったのが、2の場合で、待てるから並んだ時。
基本的にこうくんはバギーに乗っていれば、何かに刺激されない限りは
おとなしくしています。
それで、バギーのまま並んでいると、最終的にバギーは入れない回転バーのある入り口になってしまうアトラクションがあるんです。
となると、最初から車椅子用の入り口から入って、待たずに乗せて貰った方が
周りに迷惑かけないで済んだってことになります。
バギーのままならある程度待てるのに、優先して貰うのはやはり気が引けます。
足を怪我した車椅子の人も待てるだろうけど優先されているので、いいのかなぁ。
もちろん、トイレやレストランでは使えませんが、もし待てなくて暴れ出しちゃったら
お願いすれば、きっと配慮してくれたと思います。
前例がないとか規定にないなんてことは絶対言わないでしょう。
この国はそういう国です。
カードの「any assistance necessary」をどう解釈するかにもよりますが、
日本人に比べて遙かに我慢強く並ぶアメリカ人でさえ悪用する人がいるらしいので
日本の場合はある程度の制限をもうけた方がいいのかもしれません。
カードの裏に「一緒に入れるのは5人まで」とあって、そんなの当たり前だよな〜と思いましたが、明示してあるってことは、大人数で押し掛けた例があったって
ことですよね。
寛大なアメリカですらこうなのですから、
最低でも何らかの自閉症としての証明の提示と、一緒に入れる人数の制限は
されて当然のものでしょう。
(TDLは4人までOKだそうです。情報提供はみーさん)
もし、1日にアシストされるアトラクションの数が制限されることによって、
TDLがゲストアシスタンスカードを公式サービスとしてくれるなら、その方がきっといい。
知っている人は使えるけど、知らない人は使えない今の状態は絶対に良くないです。
これはアメリカも同じですが。
あとは
良識ある利用・・・これしかないですね〜
帰国したら絶対TDLに行って、WDWと比べてみよう!!!
どんな感じなのかな〜ワクワク ((o(^ー^ )o)) ((o( ^ー^)o)) ワクワク♪
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