2003年(7月〜12月)

<ボーリングはじめて物語>

オリエンテーリングが終わってすぐに、子供会の会長さんから電話があった。
「こうくん、次の子供会行事も参加するよね?」
え、次のって・・・
確か、親子ボーリング大会では?
ボ、ボーリング・・・・・・・
穴に指を入れてボールを持つ。(ま、これはボールを抱えてもOKかな)
所定の位置まで歩いて行ってボールを転がす。(ううむ・・・・ううむ・・・)
どうヘルプしたらうまく出来るかがイメージ出来ない。
ヘルプに失敗して、歩いている途中でボールを落としたら???
レーン走っちゃって、誰かの転がしたボールに当たったら???
うううっっ、だめだ、シミュレーション出来ない。
「ボーリングはちょっと無理だと思う・・・」
でも、会長さんが
「ヘルパーさんに手伝って貰って、やってみたらいいじゃん」
と言ってくれたので、ダメもとで参加する事に決めてしまった。
我ながらダイタンだなぁって思う。
こういう時、背中を押してくれる友人がいるのはホントに心強い。

当日、会場でヘルパーさんとおち会い、打ち合わせをする。
今回のガイドヘルプも、オリエンテーリングの時と同じマサルくんなので、話が早い。
「どんな状況になっても、アレよりは絶対マシだから・・・(笑)」で済んでしまう。
慣れているヘルパーさんというのは、ホントに有り難い。
お気にいりのお菓子を小出しにしながら椅子に座って順番を待つ、とか
こうくん御用達の大判濡れティッシュ(すごく厚手)を出して
「今日1日でこの一袋使い切っていいですから」とか・・・
気が付いたら、全然ボーリングとは関係ない事ばかり打ち合わせしていた(爆)

今回は初めてのボーリングなので、幼児用の補助具を使う事にした。
この補助具、スロープ式になっていて、ボールを置いて転がすだけという優れもの。
参加することを決めてから色々ネットで調べていてその存在を知った。
大抵の家族向けボーリング場に用意されているモノらしいのだけれど、
子どもを連れて行ったことがなかったので、全然知らなかった。
車いすの人や視覚障害の人が使っている写真も載っていて、
すっごく利用範囲が広そうなツールだ。
(注・ボーリングスロープ、ボーリングシューターなどど呼ばれ、
幼児用ではなく最初から障害者専用に作られたものもあります。)
でも、こうくんはゲームのルールは絶対理解できないから、
この補助具を使っても、手取り足取りのマリオネット状態になるだろうと予想していた。
と・・ところがである。
腕の付け根を私とマサルくんにつかまれ、けだるそうに補助具に近づいたこうくんが
自分からぺろんとボールをなでたのである。
!!!!!!!
全く予想していなかった展開に驚き、見つめ合う私とマサルくん(いや、変なイミじゃなく・・ね)
コレはイケルかも・・・
二人は同時にそう確信した。(と思う)

こうくんはレーンを転がっていくボールには無関心で
くるりときびすをかえしてお菓子のある席に戻ろうとしていた。
私たちは、俄然やる気を出してしまった。
両側から顔をおさえてボールの行く先を見せる。
こうくんは、ボールに気づいて追いかけようとした。
見ている。
分かっている。
大丈夫だ。
私たちは、もう、うひゃうひゃしながらヘルプに精を出す。
手を放す位置を少しずつ手前にして、こうくんが一人で歩く距離をのばしていく。
こうくんは、てろんてろんとやる気なさそうに1歩2歩あるいて、ぺろんと球をなでる。
すかさず2人で押さえ込み。(レーンに向かってダッシュしようとするので・・)

1ゲーム終わってみたら、補助具の2メートルくらい手前で手を放しても大丈夫になっていた。
すごい、すごいよ、こうくん(号泣)

順番を待つ間は、もちろん一瞬も気が抜けないのだけれど
マサルくんはものすごく上手にやってくれた。
しかも、ボーリング場というのは、ガヤガヤ、ゴロゴロ、カキーンとうるさいから
こうくんの奇声も全然気にならない。
これは、私たちにとってものすごく精神衛生上良い。
将来、こうくんの余暇活動のひとつに十分成り得ると感じた。

私はこうくんをヘルプして、急いで補助具を片づけて、真剣にバボーを応援し、
自分もゲームに参加していたので、そりゃまぁ忙しかった。
座っているヒマなんてない。
でも、こうくんが「マトモ」にゲームに参加しているという実感があって
ものすごく嬉しかった。
別のレーンでゲームをしていた明日子ちゃんがやってきて
「こうくんがレーンを走ってヘルパーさんが必死に追いかける、の図を想像していたのに、
全然落ち着いてるじゃん」
ははははは・・・さすが、わが友、明日子ちゃん。
絶妙なコメントありがとう。
「いや〜、実は今日、事業所を出てくる時、みんなに心配されたんですよ。
『こ、こうくんとボーリング???ど、どうやって???』って」と笑うマサルくん。
そうだったのね・・・
でも、親である私がマリオネットを予想していたのだから、当然でしょう。
誰がどう考えても無茶なこうくんのボーリングだったのに、
何事もやってみなければわからないものですねぇ。

当の こうくんは、ボーリング終了後
何となく満足気で「へへん。どうだい」って顔をしてウキャウキャとハイになっていた。
ねぇ、もしかして分かっている?楽しめちゃったの?マジで嬉しかったの?ねぇねぇ・・
なぁんにもなくても突然ハイになって大笑いするお子様なので、真相は分からない。
・・・・まぁ、多くを望んではイケナイ。
少しずつ、少しずつでいい。

大収穫のボーリング。
大成功のボーリング。
そう、ただ1点を除けば・・・
当日、こう父は写真係のハズだった。
なのに、カメラを持って行くのを忘れてしまった。(これは私のせい)
やることなくて手持ちぶさたのこう父は、真剣にゲームに打ち込んでいたらしく
ちゃっかり大人の部で優勝していた。
ま、こういう日があっても良いよね。こう父おめでとう。

画像がなくて、こうくんの雄姿をお見せできないのがホント残念です・・・・

(2003.7月)



こまってるこうくん♪





これは貴重画像です。
こうくんが困り果てる姿というのは、
白骨温泉で雪にはまって動けなくなった時以来です。
ふふふ・・・
入ったんだからきっと出られると思うわ。
そんなトコに、入ったアナタが悪いのよん。



ついでに、最近のお仕事。
我が家の乾電池の消費量は一般家庭の3倍くらいだと思ふ。
リビングからリモコンが消える日も近い・・・・・

(2003.7月)


<熱烈・ラブコール・・・>

夏休みに入ったとある土曜日、
バボーの学校のPTA行事「親子ふれあい活動」がありました。
ニジマスのつかみ取り&バーベキュー大会です。


じいちゃんが養殖しているニジマスを学校の前を流れる川に放し
みんなでつかみ取り〜o(*^ー ^*)oにこっ♪(といっても、網ですくうんだけど)
毎年恒例の行事です。
昨年はバーベキューだけ参加したこうくんですが
今年は、ガイドヘルパーのIさんに付き添って頂き
つかみ取りにも挑戦しました。

マサルくん、一緒に魚を捕まえようと
こうくんを誘ってくれております。

こうくんてば、
どうやら、そのお誘いをお断りしている様です。
全く、無礼ですねぇ・・・
こうくんの手を握ったまま、もう片方の手で
必死に捕まえたニジマスを
ご披露しようとするマサルくん。

無視して水芸にいそしむこうくん。
失礼ですねぇ・・・・
「ほらほら、魚だよ。」(熱く語りかけるマサルくん・・・想像)
『みず・水・ミズ・・・』(と、思っている・・・確信)

我が道を突き進むことにかけては、天下一品。
ちった〜、人の好意を素直に受け入れてみちゃ〜
どうですかねぇ。
ねぇ、こうくん!!!
生のニジマスには全く興味のないこうくんですが
塩焼きは大好物です。(尾っぽやヒレまで食します)

食べるときはとっても従順o(*^ー ^*)oにこっ♪

マサルくんもぺろっと3匹平らげておりました。
こうくんの無礼と非礼の数々は
この塩焼きに免じて、どうかよしなに・・・
これに懲りずに、又、来てねo(*^ー ^*)oにこっ♪
え?私らは何していたかって?
全校児童12名の小学校ですから、親もやる事多くて忙しいんです。
私ゃ割り箸1本でニジマスの内臓を掻き出していたし(ご覧になりたい方はこちら・・爆)
こう父は、放した魚が下流に流れていかないないように網はって見張るという
重要任務に就いていたんですね〜


支援費制度の導入以降、
オリエンテーリング、ボーリング、ますつかみ大会と
毎回こうくんにガイドヘルパーをお願いしてきました。
もちろん、家族だけでも何とか参加する事は可能だったでしょう。
だから、ヘルパーさんをお願いするのは贅沢と思われても仕方ないし、
実際自分でもそう思います。
だって、私もこう父も健康体だから、自分の子供くらいちゃんと世話できます。
ただ・・・
これまでのように、私やこう父が交代でこうくんを追いかけながら
バボーの行事に中途半端に参加している状況は、決して快適ではありませんでした。
もちろん、私たちもすっごく無理して頑張って参加しないとイケナイから辛かったんですが
そういう私たちの姿を見ている周りの方もやっぱりきつかっただろうと思います。
周囲の人が「大変そうだなぁ〜〜〜」と感じてしまう状況下での行事参加は
お互いに苦しいし、不自然だし、無理があります。
だから、
ヘルパーさんの存在はとても有り難いし、本当に感謝しています。

オリエンテーリングの時、他校の生徒に
「あのお兄さん、バイト?」と聞かれました。
「違うよ〜。ガイドヘルプって言ってね、障害のある人をお手伝いするお仕事なんだよ」
「へ〜、そんな仕事があるんだ・・・」
こういう積み重ねも大切ですよね。

地域の方々やバボーの学校のPTAの方々にもヘルパーさんの存在が徐々に受け入れられ、
いい雰囲気で行事に参加できるようになってきて、とっても嬉しい私です。
しか〜〜し
こうくん担当のガイドヘルパー・マサルくんが、10月から異動になってしまいます。
しばらく内勤なので、ガイドヘルプには来てくれません(泣)
せっかくお互い慣れてきたのに
とっても残念です。
今後もアウトドアの行事が目白押しなのに・・・

指定事業者S・人事担当の方へ・・・・
ご事情、十分理解しております。
ちゃんと分かっております。
ですが、
ですが、
マサルくんを、どうか出来るだけ早く居宅担当に戻して下さい!!!

(2003.8.3)




<誰も寄りつかないプール・・・・>

8月のとある日曜日
こうくんのお友達3家族&し〜にゃん一家と我が家の庭でバーベキュー。
台風一過の晴天の中、
大きめのプールを2つ出してお子ちゃま方7人はプール三昧。

最初はね、もちろんきれいだったのよ


でもね・・・数分後には・・・・


誰も寄りつかなくなっちまったじゃんかっ


<おまけ>


我が家の庭は県道に面しています。
飛び出し防止の綱&看板が意外にも大活躍しました。
後方の安全ガール(?)の効果の程はわかりません・・・・
(ちなみに、全て、DIYショップで手に入りますo(*^ー ^*)oにこっ♪)



スイカ割り初体験のこうくん。
え?
目隠し?
そんなものしなくたって
本人、何が何やらわかっていませんから
ぜ〜ったい
割れませんてば・・・(爆)

結局、7番目のバボーがちょびっと筋を入れ、
最後のRON君(し〜にゃんの息子)が
見事に割ってくれました。
(補助はRONパパです)

一杯手伝ってくれて、子ども達と遊んでくれたRON君&RONパパ、ありがとう!!
おかげで、母達4人は部屋でテータイムなんかもできちゃいました。
ついでに、ビールかっくらって一人で酔っぱらっていた我が妹、し〜にゃんも、
ありがとう(笑)
来年も絶対来てねo(*^ー ^*)oにこっ

(2003.8.9)


夏の週末>



ただ今こうくんは、水芸より泥芸にはまっています。
家の前を流れる川に泥を投げ込むのも大好きです。
しか〜し、その川は大変キケンです。
高いし〜 怖いの〜

なので、監視人は最大限の注意を払わねばなりません。
川だけでなく
家のすぐ前は県道。
家の裏は直接「山」
大変過酷な監視です。
もちろんトイレに立つことなど絶対に許されません。

そのため、監視人は最上級のもてなしを受ける権利を有しています。



寝ころんだまま、冷たいほうじ茶や高級和菓子(頂き物)が提供されたりします。
ああ、なんて素晴らしいこうくん監視人。
どなかた、代わってくれませんか・・・

注・平日はサービスは全くありません。

(2003.8月)



<はためく体操服>

9月のとある日曜日
私たちの地域で、学区大運動会がありました。
バボーの通う小学校は全校児童12名の小規模校なので、単独の運動会はありません。
地域の運動会と合同で行われます。
思い起こせば2年前、帰国して2か月の頃、
こうくんの障害特性やHPアドレスなどを紹介した文章を地域の皆さんに配ったのが
この運動会でした。

「治らんのか・・・それは知らんかった」
「生まれつきのものだったんか・・・」
殆どの方が「自閉症」を環境の急激な変化による「ひきこもり」と勘違いしていたので
思い切って配って良かったと心から思いました。
HPを見てメールを下さる方もいて、とても勇気づけられたのを覚えています。
何しろ、私にとっては全く知らない土地でスペシャルなこうくんを育てていく訳なので
地域の方達にこうくんの事を知ってもらえたことは、ものすごく大きな事でした。

当時のこうくんは、とても運動場に連れて行ける状態ではなかったので
おばあちゃんが隣の神社で遊ばせながら、バボーが出る競技の時だけ
校舎の隅からひっそりと覗く・・・そんなちょっぴり切ない胸キュン運動会でした。

2回目の去年は、おばあちゃんにもちゃんとマトモに参加して欲しかったので
こうくんを日中のショートステイに預けました。
その時点では、
こうくんはショートステイ先で楽しんでいるのだから、
それで十分だと思っていました。
でも、こうくんをこの地域に住む小学生として普通に参加させたいという思いが
心のどこかでくすぶっていたのも否めません。

そして、帰国後3度目となる今年の運動会。
担任のM先生曰く「すっかり良い子(???)になった」らしいこうくんを
可能な範囲で参加させてみることにしました。
これまで、子供会やPTAの行事にガイドヘルパーをつけて参加してきたのは
実は、この運動会に参加するための布石でした。
なので、運動会でももちろんガイドヘルパーさんをお願いするつもりでしたが
諸処の事情で予約が取れなかったため、
今回は、学生サポーターのFさんに手伝って頂くことにしました。
Fさんは名門庭球部OBで、現役の女子大生。
直接福祉とは関係のない学部に在籍しているのですが、本当にセンスのある方で、
こうくんとのつきあいは1年以上になります。
昨年のバーベキュー大会でも、こうくんをキッチリ担当してくれた強者で、
こうくんを安心してお任せできる数少ない人の一人です。
で、すっかり気がゆるんでいた私は、大切な注意事項を伝え忘れてしまったのです・・・

開会式の最中に列から逃亡したこうくんをFさんが追いかけてくれたのですが
こうくんの行く手には、大変年季の入ったとってもキタナイ小さな「池」があったのです。
実はこの池、春休みにこうくんを遊ばせていた時、
一瞬のスキをついて飛び込まれ、カエルの卵まみれになって、
さすがの私も半泣きで服を脱がせたというイワク付きの池・・・
(大量のカエルの卵ってマジで気持ち悪いし、水洗いしてもヌメヌメが取れなくて、
全くメンドクサかったです・・・・)

私が池に到着した時には、既に体操服は洗濯機の中。
こうくんは、おばさまギャラリーに見守られながら、
紙パンツ1枚で幸せそうに遊んでいました。
私的には、この時期、カエルの卵はない訳なので、しばらく遊ばせてもOKだったし、
絶好のシャッターチャンス!!とか思ったんですが、
やはりそれは世間の常識からはずれた行為・・・・
涙をのんで我慢して、すぐさま引きずり出して、シャワーへ直行しました。
かくして、開会式中の来賓席の真後ろを素っ裸で歩く事に・・・・(笑)

万国旗をバックにはためく体操服
S先生、ありがとうo(*^ー ^*)oにこっ♪
保健室の温水シャワーをお借りする

すっかりキレイになってお着替えをしたこうくん、
Fさんにおんぶされたまま、玉入れに参加しました。(人数外です・・・笑)
投げろっっ投げるんだっっ
のんきに玉くわえてるんじゃねぇっっ
だから・・・投げろってばっっ

来年は、「玉入れ猛特訓」をせねば、と心に誓った私です。

もうひとつ、こうくんが出場した競技は
就学前の子どもが参加する徒競走。(お菓子のご褒美付き)
でも、線も何もない場所を「まっすぐゴールまで一人で走る」などという離れ業は
絶対に出来ないこうくんなので
養護学校の運動会でもやっていた「必殺ロープ渡り」で挑みました。
フツーのロープにトイレットペーパーの芯を通しただけのものですが
意外に効力があります。
ロープが「まっすぐ」を、トイレットペーパーの芯が「進む」を手助けしてくれます。
でも「速く」は分からないので、てろてろてろりんと歩くこうくんでした(笑)


Yくん、思いっきりお菓子を差し出してくれてアリガトね。
ロープを持ってくれた双子のM&Rちゃんも、ありがとうo(*^ー ^*)oにこっ♪

願わくば、来年は就学前の子の競技じゃなく
小学生の競技に一つくらい参加させたい・・・
そんな野望(?)がフツフツと沸いてきた運動会でした。

さて・・・
次は何に参加しようかな(核爆)

(2003.9.28)



<ロックなコタツ>

ご存じの方も多いと思いますが
我が家は山奥にあるので、とっても寒いです。
1年の半分以上は「コタツのある暮らし」をしています。
コタツがなかったら絶対生きていけません(断言)
コタツは大変重要です。
昨年の増築の際、大工さんに
「床にこたつを固定して欲しい」と言って大笑いされましたが
もっと真剣にお願いしておけば良かったと後悔しています。

でも、まぁ、そこは、こう父のいる我が家なので、
出来る範囲で何とかいたします。

新品のこたつ布団に
穴をあけちゃいます。
リングで補強します こんなツールがDIYショップに
売っています。

長めのネジを通します。 本体と布団と天板を
ネジできっちり固定します
できあがり♪
ナナメにしても、
天板は外れません

かなり重いので、ひっくり返す回数が減りました。
床には固定していないので、
中に入ってヤドカリのように移動させていますが、
まぁそのくらいは許容範囲でしょう。
まずまずの成果をあげています。

干すのに不便なんてこた〜ありゃしません。
どうせ布団は1年しかもたないので、使い捨てです。(地球さん、ごめんなさい)
まじめな主婦は真似しない様にねo(*^ー ^*)oにこっ♪

我が家のコタツは
縦揺れ・横揺れ・ナナメ揺れ
ついでに、部屋中を勝手に動き回っちゃったりもします。

ロックでしょ?
ヘビーでしょ?
みすてりあすでしょ〜〜〜(爆)

(2003.10)



<こうくん急成長!?>


学校でのこうくん。


朝のお着替えが
ちょっとスムーズにできるようになってきました。

エリアマットと服を入れるカゴが効いてますね〜♪
なぁんとM先生、
服をたたませようとしています。

こうくんが服をたたむ???

今はじぇんじぇん想像できないけれど
きっといつかは出来るようになるでしょう。
驚いたことに
服を入れたカゴを
ロッカーまで運んじゃったりもします。
(ホントですよ!!!)
更に、エリアマットを所定の位置に
片づけちゃったりもしていたので、
目が点になりました。

誰?これ?

と思ったのは私だけじゃないハズ・・・(撃沈)
ここ最近、成長めざましいこうくんなのです。

他の子のお着替えを待つ間、
M先生の力作「水時計」が大活躍。
ペットボトル2本をつないだ中に、
緑の食紅で着色した水とビーズが入っています。
ビーズがクルクルまわってとってもキレイ。
かっぷんちょ♪
こうくんは、台座のガムテープがお気に召したようです。
こうくんがおとなしく座ってるなんて、
スゴイ事だと思いませんか??
(2003.11)



<こうくん至福の時♪>

先日、こうくんの通う養護学校で文化祭がありました。
趣向を凝らした出し物がいっぱいある中で
こうくんのお気に入りは
「紙吹雪のお部屋」
他の子が紙をかけ合ってきゃぁきゃぁ
逃げ回っている中、
一人 どで〜〜〜んと
死体のように転がっておりました。
友人Kいわく
「じっとしてるこうくんて、初めて見た・・」
そうでしょうねぇ
私も寝てるとき以外は見たことないです。
紙吹雪にまみれて
何とも幸せそうであります。

バボーが他の出し物を巡っている間
こうくんはず〜〜〜〜〜〜っと
このお部屋でまったりしておりました。

(2003.11.30)



<バボーの快挙>

バボーが夏休みに制作した「アイディア貯金箱」が
「郵便局長賞」という賞を頂きました。
この貯金箱には、ご丁寧に作文までついています。
作文はものすごく苦手で、毎回とても苦労しているのに、一気に書き上げました。
バボーの思い入れが伝わってまいります。

作品名・ちょきん公園

池にお金が落ちて貯まるようになっています。
貯めたいときは滑り台で落とし
あんまり貯めたくない時はブランコにのっけて
飛ばすのだそうです。
(それじゃ貯金にならんじゃないかっっ)
プチ・アーティストの考える事は
私のような凡人にはわかりません。
横から見た所。
窓があって、池の中が覗けます。
池の生き物たちが、人間に頼んで、草しかなかった所を公園にして貰ったのだそうです。
(と、作文に書いてあった)
ナント豆電球が仕込んであって
シーソーがスイッチになっています。
(電球を仕込んだのはこう父です)
ふたの公園部分をはずすと
池の中はこのようになっております。
何でこんなにキレイかというと
それは、私がドールハウス用に買っておいた
高級石粉粘土と高級アクリルペイントを使っているからです!!!!

(2003.12.6)



<恐怖の一味唐辛子>

一味唐辛子はこわい。
本当にオソロシイ。

先日、こうくんにおやつを食べさせながら、夕食の下ごしらえをしていた。
ふと、イヤな予感がして振り向くと
こうくんが、幸せそうに朱色の粉を振りまいている。
テーブルの上には蓋の開いた一味唐辛子の空ビン。

!!!!!!!!

一味唐辛子が煙る中、
こうくんの雄叫びが始まった。
そう・・・
一味はあとから効いてくる。
ぬれタオルで目を冷やしてあげようとすると
そのタオルをつかみ取って、ゴシゴシゴシ・・
あまりに激しくこするので、取り上げると
今度はコタツに入り込んで、コタツ布団でゴシゴシゴシ・・・
何ともならないらしく、壁やドアを激しく蹴り、転げ回って泣き叫ぶ。
抱っこしようとしても、あまりに激しく暴れているので近寄れない。
怪我をしないように家具を動かすのが精一杯。
1時間ほど暴れた後、泣き疲れて寝てしまった。

2時間くらいで起きたので、お風呂に入れたら
ちょっとお湯がかかるだけでもしみるらしく
情けなくよよよと泣き、哀れを誘う。

次の日、こうくんは「ハニワ」になっていた。
こすった摩擦で、まぶたの皮膚がべろんとめくれて、紫色に腫れ上がっている。
仮に目の腫れがひいたとしても、まぶたの傷が癒えるには1週間はかかりそうだ。
こうくんを見たバボーが
「わ〜、こうくんがお地蔵さんになった〜」
確かに・・・
ハニワって言うよりお地蔵さんのほうが近いかもしれない。
何とも気の毒な顔になってしまった。

実は、以前にも、こうくんは一味唐辛子をぶちまけた事がある。
でも、その時はココまでひどい事にはならなかった。
なぜか。
今回は、中身が違うのだ。
じいちゃんがビニールハウスで大事に育て
天日に干して、フライパンでから煎りし
ミキサーにかけて作った
いわば「純粋な」一味唐辛子。
激辛なのである。

醤油を一気飲みし、塩をスプーンですくって食すこうくんがいるので
我が家では、調味料の保管には常日頃から気を付けていた。
使ったらすぐに「ロックな棚」に入れることになっている。
なのに、一瞬の気のゆるみから、
テーブルの上に一味唐辛子を置いたままにしてしまった。
こうくんは、そういうのを絶対に見逃さない。
で、この惨事。
母のミスである。

数時間後に同じ一味唐辛子のビンを見せたら
喜んで開けようとしていた。
因果関係が分かっていないのだ。
なので、この惨事が「いい経験」にはならない。
同じ状況になれば、何度でもやる。

危険なものやキタナイモノは隠す以外に方法はない。

という事を、再確認した1日だった。

という訳で、しばらくこうくんの写真はUPされません。
ご了承下さい。

(2003.12.12)


<一味唐辛子続報>

事件勃発から10日。
ようやく「許せる顔」になってまいりました。
いや〜、一時はどうなる事かと思いましたが
ちゃんと回復するモンです。
こんな事なら、ハニワこうくんも撮影しておけば良かったなぁ。
あ、いや、 決して「ネタ」としてではなく、反省の意味を込めて・・・・

5日目のこうくん
腫れはすっかりひいて
まぶたのぐちゅぐちゅが
かさぶたになり一安心。
10日目のこうくん
かさぶたがとれて
ピンクの皮膚が出来上がり
完治まであと一歩!!!



<はじめてのクリスマス会>

こうくん、なぁんと子供会のクリスマス会に参加致しました。
例によって肝のすわった会長が
「公民館に障子はないし、ガラスは・・・あれ、かなり頑丈だよ〜。」
と言うので、お言葉に甘えて参加することにしました。
もし、まずい状況になったら車で1分の自宅に戻ればいい。
こういう逃げ場のあるシチュエーションでの参加は大変気が楽です。

公民館のコタツの上は
うず高く積まれたお菓子の山。
すぐさま座り込んで食べ始めるこうくん・・・
このお菓子の山を見ても
ガマンして待てるようにならないと、
キミの未来はないぞ!!!

お決まりのクラッカーをものともせず
ひたすた食べまくっております。
あまりの豪快な食べっぷりに
他のお子さま方は
ただ、もう、唖然・・・

バボーが周囲に気を遣い
お菓子を遠ざけております。

お菓子を食べ終わるとゲームの時間。
ゲームには興味のないこうくんなので、別行動です。
クラッカーの中身(紙くずとも言う・・・)を頂き、幸せそうに遊んでおりました。

「いつでも帰れる」という安心感があったせいか
何だか気持ちよく参加できました。
でも、今のところ、やっぱり2時間が限界かなぁ。
後半30分はおんぶと肩車と押さえ込みだったので
母は筋肉痛です・・・・。

ちなみに、我が家の今年のケーキは
某・コンビニで予約しました。
もちろん「おまけ」ねらいです。

え?なんで急須がって?
ニッポン人なら
やっぱ、ケーキは緑茶でしょう!!!

(2003.12.25)




<恒例・親戚大集合餅つき>





今年はしっかり餅目線・・・
去年は1回で脱力し、すり抜けて逃げていったのに
今年は5〜6回はつきました。
しか〜も、ちょっとだけ協力的な態度!!!!
成長したモンです、はい。


バボーも
がんばった!!
かあちゃんも、
爪を割りながら頑張った!!
年代物の蒸し器も石臼も
頑張った!?

(2003.12.29)



[HOME] [TOP] [NEXT]